ツッコミ待ちシンドローム
SNSのいけないところは、ほとんどが問わず語りの「大きな独り言」であるところで、投稿するだけでは対話という意味でのコミュニケーションが成立しない。
イイねも愛想笑い程度の社交辞令みたいなもので、そうなると質より量でイイねの数だけが心を満たす材料になってくれる。
多分だけど必要なのはそんな記号のやりとりではなくて、“言葉のあやとり”なのではないか。相手の“あや”を受け取る。形が変わる。またそれを相手が受け取る。形が変わる。それを繰り返す。ほつれて終わるときもあれば、永遠と続いて強制終了するときもある。
本当はそんな血の通ったコミュニケーションがしたいはずなのに「大きな独り言」が成立してしまうSNSにおいては、自己満とかオチのつかないボケみたいなものが、一日何百万、何千万と転がってしまっている。そんな「ツッコミ待ちシンドローム」の患者でベットが足りてないのが最近のSNSだと思ってる。
「ツッコミ待ちシンドローム」
普通の対話ではなく、不特定多数に向けたボケに対してツッコミを受ける形で対話を成立させようとするコミュ障がよく発症する令和の流行り病。
そういえば、俺にも心当たりがあった。
自分のインスタのストーリーズを見てみた。
えっ、、、普通に、悲しい。
あやとり待ちの疾病持ちって、、、俺のこと、、じゃん。
普通に、普通に、、、あやとりを、申し込める人間に、、、なりたい。
なりたい、、、
第二のTwitterランド
方向性とかを気にしなくて良い140文字以上の吐きどころが欲しくて、はてなブログを始めたけれど、
「最初のエントリー、何を書こうかな」
って考えちゃってる時点で、俺が理想郷にたどり着けないのはよくわかった。
アーメン。